耐熱絶縁ポリイミドチューブ

ポリイミドチューブは、有機材料の中で最高クラスの耐熱性をもつポリイミド樹脂を一体成形したシームレスチューブです。

当社では、古河電気工業(株)のポリイミドチューブを取り扱っております。

特徴

フッ素系樹脂を超えたポリイミドの耐寒耐熱性。この新樹脂の出現は、当然、世界の電気技術者たちに、新しい可能性をもたらしてくれました。しかしポリイミドは不溶不融で非延焼性。そこで配線絶縁材に加工する場合、細かく切ったフィルムをスパイラル状に巻き、接着剤で接合してチューブに加工していたのです。これでは、せっかくの耐寒耐熱という優れた特性も接着剤しだい。というわけで古河電工が開発したのが、特殊製法による一体成型のシームレス状タイプ「古河ポリイミド・チューブ」です。
ポリイミドの耐寒耐熱性は-269℃～+400℃。フッ素系樹脂を超えたこの耐寒耐熱性が、あらゆる産業界から注目されています。しかしポリイミドは不溶不融・非延焼性で加工しにくい素材です。このため、ポリイミドを配線絶縁材として使用する場合、フィルム加工されたポリイミド材をスパイラル巻きし、接着剤で接合してチューブ加工していました。これでは、ポリイミドの耐寒耐熱性が十分に活かされません。そこで、古河電工は世界で初めて、一体成形でシームレスなポリイミドチューブを開発しました。古河ポリイミドチューブは、以下の各点で優れた特長を持ちます。従来のフッ素系樹脂チューブやスパイラル巻きポリイミドチューブと比べてみてください。

特性

ポリイミドチューブの特性と各種試験結果はこちら(PDFファイル)を参照下さい。

使用例

サーミスター（茶色の部分がポリイミドチューブ）		小型電源トランス

標準サイズ表

標準サイズ表はこちら(PDFファイル)。

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