可とう端子 | |||
可とう端子は、すずめっき平編組線を数枚重ね合せ、両端に端子部を設けた電気接続用導体です。
S型可とう端子 (詳細、型番と寸法表 はこちら)
可とう端子補足資料-特殊使用例・使用目的・特殊形状例 |
|||
コーペル(シャント) | |||
薄い銅条あるいは銅箔を必要枚数重ね合せたものを可とう部とし、その両端に相手端子と接続するための端子を各種方法(電子ビーム溶接(KE型)、アルゴン溶接(KW型)、リベット(KR型)、ハンダ(KS型)、角管圧縮(KC型))によって固定して作られる電気接続用導体です。
コーペル補足資料-特殊仕様例・特殊形状 |
可とう端子とコーペルの選定表
可とう端子 | コーペル | ||||||
P型 可とう端子 |
S型 可とう端子 |
KE型 コーペル |
KW型 コーペル |
KR型 コーペル |
KS型 コーペル |
KC型 コーペル |
|
可とう部材料 | 平編組線 | 銅条 | |||||
構造 | 圧縮 | 圧縮 | 電子ビーム溶接 | アルゴン 溶接 |
リベット | ハンダ | 圧縮 |
電気特性 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
耐食性 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
屋内 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
屋外 | × | × | ○ | ○ | × | ○注 | × |
可とう性 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
量産性 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
注 KS型コーペルの屋外については仕様により不可の場合があります。
※可とう端子は可とう銅帯、シャントワイヤ、平網組線、平リード線、フレキシブル導体、たわみ導体などさまざまな呼び名がありますが、同一機能製品です。
※コーペルはシャント、銅条、積層銅箔、オンス銅板などさまざまな呼び名がありますが、同一機能製品です。
可とう導体のご照会について
標準品以外の仕様、寸法も対応可能です。
下記の条件をできるだけ詳しくお知らせください。
1. 型番
2. 公称断面積または電流容量
3. 可とう導体と接続される相手端子の端子巾およびボルト・ピッチ
4. 全長
5. 取付形状
6. 可とう導体を使用される雰囲気
7. 数量
8. 納期
注:可とう部に絶縁チューブが必要な場合はご連絡下さい。
可とう端子・コーペルのメーカーは、株式会社井上製作所となります。